世迷言と備忘録のブログ

世迷言と備忘録を兼ねてるので、感情のまま雑多に書き連ねてます。

京都造形芸術大学の名称変更問題について -検討会と今後どうするべきか-

こんにちは。

前回の記事をたくさんの方に読んでいただけたようで嬉しく思います。

読みにくい文章だったのに、本当にありがとうございます。

今回もあくまで今後読み返すための備忘録が目的なので読みづらいです。悪しからず。

 

京都市立芸術大学京都市長からの文書やSNSでの批判、ニュースになったこと、署名活動等によって、紆余曲折ありましたが「グランドデザイン2030についての対話及び検討会」が行われることが決まりました。

在学生向けサイトにて、下の記事が本日(9月1日)投稿されました。

https://www.kyoto-art.ac.jp/student/life/news/190901-3280/

話し合いの場が9月8日と9月12日に開かれるようです。

通学部と通信課程に在籍する在学生のみしか入れず、申し込みをしないと参加できないというのが、(会場の確保の為だと思いますが)問題因子は把握しておこうという感じがしないこともないですね。ディストピア好きの思考。

 

”お問い合わせ”以外で意見を伝えて、直接返答をもらう機会はここしかないかと思われます。

 

ただ、前回の記事にコメントをいただいて、おかしい部分に気がついたんです。

この検討会、大学側の参加者が副学長、学部長、学科長を含めた教職員とあるんです。

テレビで偉そうに話していた学長がいない、というのもあるんですが、今回深く関わっているであろう瓜生山学園の運営である理事長、徳山豊氏やその他の理事が出てきていないんです。

理事長は式典というか、入学式でしかみたことないです。調べるまで名前も覚えてませんでした。前理事長の実子らしいですね。 

前理事長で、学園長だった故・徳山詳直氏は、現理事長と比べたら大学内で話題になりやすいです。前理事長モチーフのストラップがガチャガチャとして売ってるくらいですし。

閑話休題

 

京都市立芸術大学では理事長がコメントを出しているのに、京都造形芸術大学側は学長がコメントをするだけで、理事長は全く表に出てこないのです。

おかしいですよね。このような場では大学や法人内で一番偉い人が出てきて然るべきだと思うのですが。

しかも、8月27日に初めて知ったという教職員もいる中で検討会を行うというのです。今度の検討会で教職員らに意見を伝えても「意見をありがとうございました」程度で理事会には何も伝わらず、名称変更自体も変わらない可能性もあります

というか、記事中に「略称などについて」とあることから、京都造形芸術大学側は問題点が略称だけだと考えているかも知れません。たくさんの人が大学の名称変更自体が問題だと言っているのに。

大学側はいつもは事後報告ばかりなのになぜ今回は話し合う気になったんでしょう?

話し合う、というよりはただ向こうが一方的に言い分を話して終わるかも知れません。4時間も時間を取っている以上、そんなことはあってはならないと思いますが。

 

あと、これはただの妄想なんですが、今回の議事録が残らない、または改変されて表に出る、ということもあり得ますよね。もしもの場合に備えて、撮影や録音はしておいて損はないと思います。普通はやましいことがなければ公表されたって痛くも痒くもないわけですし。

 

とにかく、今後やるべきことは理事長や理事を交渉の場に引っ張り出すことです。

最終的に大学の名称変更を取りやめさせることが肝要です。

誰が提案したのかわかりませんが、たかだか30年記念でようやく慣れた名前を変更するなんて馬鹿げています。

あと、学費の使い方について(特に滝、名称変更など)の詳しい情報が開示されたら最高ですね。

 

しかし、現在の大学の方針を見る限り、最悪の場合も考えないといけません。本当に意見を聞くだけ聞いて何もしないとか、理事長が出てこないとか。

そうなった場合は…学生運動に発展しても仕方ないのかも知れません。犯罪にならない程度に。近くに京大もあるわけですし、やり方を教えてもらうのもいいですね。

なんて。冗談ですよ。半分は。

現実的には京都市立芸術大学側から裁判を起こされるでしょうね。どうやっても表に出ない理事長が出てくるとしたらそこでしょう。裁判所から呼び出されたら行かないといけませんから。学費が使われるのは惜しいですが、悪いことしたら償わないといけませんからね。別の手段で学生に還元されればいいと思います。人数限定でアイス配るとかじゃなくて。

 

現状では外見や入学者集めにばかりお金を使われているように思われてなりません。

設立者である故・徳山詳直氏の遺志である「教育への強い思い」はどこに行ってしまったんでしょうね。

理事長をはじめとする偉い人たちは、もっと学生と向き合ってほしいものです。

 

まだまだ署名活動を行っているようなので、前回に引き続きリンクを貼っておきます。

よかったらご協力ください。

https://www.change.org/p/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%B8%82%E7%AB%8B%E8%8A%B8%E8%A1%93%E5%A4%A7%E5%AD%A6-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E9%80%A0%E5%BD%A2%E8%8A%B8%E8%A1%93%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E3%81%AE-%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%8A%B8%E8%A1%93%E5%A4%A7%E5%AD%A6-%E3%81%B8%E5%90%8D%E7%A7%B0%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%8F%8D%E5%AF%BE%E7%BD%B2%E5%90%8D

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

何かあればコメントにお書きください。

 

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ここからは世迷言です。言いたいことをだらだら書いてます。

 

在学生の心配をしてくださった方々、本当にありがとうございます。

誤解があったらいけないと思うので、四年目を過ごしている人間として補足をしておきます。大学の全体的なカリキュラムとしてはどうなんだろうと思う部分も多いですが、専門的な科目はちゃんとしてるところが多いですよ。デザインの考え方とか、ソフトの扱い方なども実践的に教えてもらえますし。他大学の講義を受けたことがないので比較はできないですが。

 

大変申し訳なく思うのですが、この記事を書いている私は検討会に参加できないかもしれません。怖いからとか圧力とかではないです。就活です。大学の今後も非常に重要ですが、自分の人生も大事なので。内定をください。

 

検討会に参加される方へ。メモだけでなく、是非レコーダーやカメラを持って行ってください。最悪スマホで録音とかでもいいです。もしもに備えて一人だけでなく、何人かで。長丁場になるので充電は十分に。流れが早いと記録は大変ですし、記録したものを文字起こしすれば来られなかった人も何が起きたのかわかりますから。記録はダメって言われた場合に録音をしても法的には問題ないようです。音楽などとは違うので。もし向こうが議事録を出した時に、「言った」「言わない」の間違いがあれば証拠としても提示できますし。

話し合いには学外秘もあるだろって思われるかも知れませんが、学生が知れる秘密なんてたかが知れてます。学生やOB、関係者が知る分には問題ないのではないかと思います。もしネットに載せるならそういうところは編集すべきですけど。自分に言ってもらえたら規制音かけたり編集したりくらいはするのでTwitterあたりで声かけてください。

 

そういえば、滝を見てきました。夏なので涼しかったですけど、冬場は人が寄り付かなさそうですね。ただのおしゃれな噴水もどきに学費かかってるのかと思うとちょっと嫌な気分でした。

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これが件の滝です。そんなに大きくないです。もっと壮大かと思ってました。

 

もし、京都造形芸術大学の学生を応援したいという方がいれば、9月14、15日(土日)に行われる学祭にきてください。そこで学生が商品を出している店で買い物をしてください。企画の制度が変わってなければそこでの利益は制作した学生に全て還元されるはずです。私も情デshopという学科のところで物売ってます。これも学生に全部還元されます。 

在学生へ。学祭ボイコットを考えた人もいるかもしれませんが、たかが数十人がボイコットしたところで影響は少ないです。千人単位だとわかりませんが。オープンキャンパスも兼ねているので高校生も多く来場するはずですし、ねぶたを見に来た地域の方々や遠方からいらっしゃる方、親御さん、以前講義に来た講師の方もいらっしゃるでしょう。どうせ何かやるなら大学側の制度に乗っかって利益を得た方が建設的ですし、経済も回ると思うんですよね。フードコロシアムのあたりはわからないですけど、個人企画での販売とかは出店料もなかったはずです(食品系はレンタル業者からの経費がかかりますけど)。あって困るものでもないですし、どうせなら稼いで制作に使えるお金増やしましょう。

検討会ではレコーダーとかカメラ持って行ったほうがいいですよ。文字起こしすれば来られなかった人も何が起きたのかわかりますし。もし向こうが議事録を出した時に間違った事があれば証拠として提示できますし。

 

今のところ言いたいことは以上です。

 

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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追記です。でもこれらは改名問題に本当に全く関係ない、余談というより雑談です。

読まなくても何も問題ないです。むしろ読まないで。

毎年春とか秋とかに大学周辺で選挙活動とか政治的なビラ配ってる人たちがいたんですよね。大学内には入ってきませんでしたけど、館内まで声が響くのでうるさいし鬱陶しかったです。朝の混雑が酷くなるし、疲れてる時は頭に響くし。私学でも一応「神聖な学び舎」である場に政治を持ち込むのはやめてほしいですよね。右派だろうが左派だろうが。そういえば、前回で触れた水道橋博士が出てきた「百科学」という授業でも、一部の講師がなんとなく左翼っぽい事言ってたんですよね。政治的な話が混じってる時には右とも左ともいえない無難な感想書いて出しましたけど。某製缶会社の社長さんの話とかは興味深かったんです、普通に。

芸術大学ってことを鑑みれば、アートが反体制や政治的主張のために作られることもあるので”理解は”できるんです。だけど、芸術の根本って人を幸せにするとか、見た人を考えさせる事だと思うんですよ。デザインなんかは特に、人々をより快適に、幸せにしたい面が強いのです。

何が言いたいのかというと、教育の場で政治に触れるなら、教える側が公平性を欠いてはいけないんじゃない?ってだけです。理事に政治家がいるらしいので無理でしょうけど。現実で愚痴るわけにもいかないので、ここで吐き出します。この辺についても偉い人に質問してみたいけど、まあ難しいでしょうなぁ。